ショートステイから帰る日、持ち物をもう一度確認する
ショートステイの忘れ物は、行きの準備だけでは減らせません。帰宅時に確認したい物と、行きのリストを帰りにも使う方法を紹介します。
ショートステイから帰ってきて、荷物をほどいているとき。
いつも使っている充電器が見つからない。眼鏡ケースはあるけれど、予備の眼鏡が入っていない。「施設に電話したほうがいいかな」と考えながら、出発前の荷物を頭の中でもう一度再生します。
持ち物の心配は、行きだけでは終わりません。持って行ったものが、帰ってきたか。 そこまで確認して、ようやく一回のショートステイが終わります。
行きのリストは、帰りにも使える
帰宅時に新しいリストを作る必要はありません。出発前に「持って行く」と確認したリストを、反対側からたどればいいからです。
行きは「バッグに入れたか」。帰りは「バッグに戻ったか」。
同じ項目を逆方向に確認するだけで、何を持って行ったかを記憶だけに頼らずに済みます。
帰宅時に確認したいもの
すべての荷物を同じ重さで確認すると、かえって疲れてしまいます。まずは、なくなるとすぐ困るものから見ます。
日常生活に必要なもの
- メガネ、眼鏡ケース
- 補聴器、予備電池
- 入れ歯、入れ歯ケース
- 杖や普段使っている補助具
薬・書類
- 残った薬、頓服薬、外用薬
- お薬手帳
- 施設から返却される書類や連絡帳
- 預けた保険・介護保険関係書類
薬について疑問がある場合は、残数だけで自己判断せず、施設スタッフや医師・薬剤師に確認してください。
小さくて残りやすいもの
- 携帯電話の充電器やケーブル
- ラジオ、イヤホン、時計
- 小さな愛用品
- 衣類のポケットに入れたもの
消耗品は「戻らない」ことがある
おむつ、パッド、ティッシュなどは、滞在中に使うために持って行くものです。数が減っていても、忘れ物とは限りません。
ここを眼鏡や充電器と同じように確認すると、帰宅チェックが長くなります。「戻ってくるもの」と「使って減るもの」を分けておくと、帰りの確認はずっと短くなります。
確認は、責任の押し付けではない
忘れ物があったとき、家族も施設も「どちらが確認すべきだったか」と考えてしまいます。
でも、本来の目的は責任の所在を決めることではなく、大切なものが次の生活に戻ることです。
同じリストを見られれば、家族と施設は「これは戻った」「これは確認中」と、同じ項目を見ながら話せます。
帰りの確認まで、同じリストで
CareReady には、行きに準備した持ち物を、帰宅時にも確認できる「帰宅チェック」があります。現在は、まず身近な家族や施設と一緒に、この確認方法が実際の運用に合うかを確かめています。
消耗品を除き、持って行ったものが戻ったかをひとつずつ確認できます。まだ戻っていないものがあれば、一覧をコピーして施設への確認に使えます。
行きの準備と、帰りの回収。ばらばらの記憶の仕事にせず、一枚のリストの往復として扱えるようにしました。
CareReady は介護の持ち物準備を支える生活支援ツールであり、医療機器ではありません。持ち物や薬の準備は、利用先の施設の案内と医師・薬剤師の指示を優先してください。

今日も、読んでくださってありがとうございます。